晴れわたる桃源郷9
さざえ堂を後にして、お土産物屋さんで会津木綿の袋を迷った末に買わず(たまたま色がドンピシャのものがなくて)、階段を駆け下り、トイレを済ませてバス停到着。バスを降りてからここまで全所要時間30分でやってのけたのでした。
いや、ほんとはもっとゆっくり見たいんですよ?でも、ここに来るのは一生に一度でしょうか?いや、それはないはずと思い、後ろ髪を引かれる思いをポケットに押し込んで、巡回バスに乗り込みました。年に2度も同じ地を旅していると、余計にそんな気持ちも強くなるというものです。いや、どう考えてもハイペースですね😅
次なる目的地をどうしても通したいから30分になったのです。ご当地グルメのソースカツ丼を何が何でも食べること。食い意地だけは張っているので、そのために全力で走ることになろうが汗だくになろうが構いません。こういうあたり、つくづく自分は一人旅向きの人間だと思います!
書いていて、それを裏付ける話を2つ思い出してしまいました…。1つは小学校時代に、クラスで一番チビだったくせに食い意地だけは一人前で、余りのデザートのバニラムース欲しさにクラスで一番早く給食を食べ終えてゲットしておりました。もう1つは高校時代。公立高校で、当時上履きがトイレみたいなビニール製のスリッパだったのですが、学食の1日10食限定カツ丼食べたさに、廊下をスリッパでダッシュして食べに行っておりました🤣そして奇しくもその25年後にソースカツ丼を求めて駆けずり回っているという…👾人間、四半世紀くらいでは成長しませんね😵💦
そんな食い意地の塊のような人間は、時間のロスもしたくありません。ソースカツ丼のお店に最寄りのバス停で巡回バスを降りて時計を見ると、たしか開店までに30分以上まだあるではありませんか。
どうする?店の前で腕組んで待つの?答えはN O。ふと振り返ると、看板がありました。「新選組組長近藤勇の墓←300m」。300mかぁ。幕末、しかも新選組好きとしては気になります。実は好きなのは近藤さんより土方さんなのですが、300mならまぁ行ってみるか🎶と軽い気持ちで道の奥を目指すことにしたのです。11時までに帰ってきたらいいのだから。
アスファルトの道を100mくらい行くとこのような階段に行き当たりました。(10に続く)
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