十六夜の月が見下ろす地・1
天川村に来ています。宿のすぐそばを、川がプライベートリバーの勢いでながれていて(川が流れるという言い方に違和感を感じるも使用してます😅)、豪雨のような音が常にします。
その後爆睡し、翌日。来てみた感想としては、天川村はなにかのついでで行くところではなく、行こうとして行くところだな。ということです。
電車を下車して路線バスに揺られること1時間。なんと私たち一行10人のために奈良交通さんが臨時バスを出して下さり(小さいバスで回している路線のため、普段のバスだけでは定員オーバーだったのです)、路線バスなのに貸し切り状態というリラックスした状態で天川村に向かうことができました。
ヘアピンカーブの連続で、書き物(もちろんノートを持参していた!)をしようにも文字がのたくって大変だったので、写真を撮ってばかりでした。山また山。天を刺す尾根。木々の緑のカーテン。そして意外と多い対向車。
宿に荷物だけ置かせてもらい、引き続き向かった洞川(どろかわ)温泉はさらに奥の奥、紀伊半島の中央にして最高峰の山を擁する海抜800メートルくらい?(宿のスタッフの方談)の地域で、空気の澄んだ避暑地でした。
アクセスの悪さからは想像もつかないくらい観光客が押し寄せていました!バスが渋滞で動かなかったくらいです。目的地の面不動鍾乳洞に向かう丸太型のモノレール「どろっこ」にすら長蛇の列で、1時間待たなければならない有様でした。
どろっこを待つ間、母に順番待ちをお願いして隣接する洞川八幡宮にも行ってきました。杉の大木が御神体のような形で祠の奥にそびえ立ち、大きな馬の像、たくさんの灯籠が鎮座していました。清澄な空気で満ち溢れたその空間は、どろっこを待つ長蛇の列をなす人々とあまりにちぐはぐで、変な感じがしました。
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