十六夜の月が見下ろす地・2
長蛇の列を待つこと1時間余り。面不動鍾乳洞に向かうモノレール、「どろっこ」の番がようやくまわり、乗り込んで上に上がりました。ケーブルカー並みの傾斜を、ジェットコースターみたいな大きさと造りの乗り物で上るのです。
背中に激しくGがかかるのを感じながら上りきると、すぐに鍾乳洞の入り口が待ち構えていて、私たちを気温8度の世界へ招き入れました。
中は別世界。作りものじゃない、自然の造形に圧倒されるばかりでした。ここが地球じゃないと言われたら、信じてしまうくらいの異世界っぷりに、内心ゾクゾクしっぱなしでした。出口を出てもこんな景色しかなかったらどうしよう?昔見た映画みたいに、実は自分たちが集団で夢を見させられているとしたら?想像はいかようにも飛躍します。
幸い鍾乳洞の外はこんな風景でした。やれやれ。
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