桃源郷を行く・5
ホテルをチェックアウトし、郡山駅へ向かいます。が、暑い。。。なんじゃこりゃ⁈というような暑さが8時半くらいの郡山駅周辺を覆っています。テレビの天気予報では、この日日本全国で一番暑くなるのは福島県、と言っていたことを思い出すと、梅雨の低温から真夏に移行しきれてない体からは汗が噴き出る始末。駅まで5分ほどの距離なのに、手持ちのタオルだけで今日一日の汗を受け止められるか不安になるほど汗だくになりました。なお、先に言っておくと、この日はフツーの汗以外に変な汗もかくことになるのですが、それはまだ先のお話です。
駅までの大通りの車を見ながら私は昨日着いた時と同じくらいニヤニヤしていました。車のナンバープレートです!これが見慣れない地名のナンバープレートだと、自分が知らない土地に来たのだと否が応でも実感できて楽しいのです。福島ナンバーに郡山ナンバー。関西のナンバーが全く走っていない世界。初めて自分が東北地方に足を踏み入れたんだと思うとゾクゾクします😆
初めての東北地方でもう一つ楽しみにしていたことがあります。それは方言です!かつて、日本語教師になる勉強に本気で取り組んでいた時期(25歳の頃です!)があったのですが、それをきっかけに方言特有のイントネーションやアクセントに敏感になりました。広大な東北地方をまるっと一まとめして良いのかわかりませんが、関西人が思ういわゆる東北弁イントネーション・アクセントっていうのがなんとなくあるのです。それを!生で!聴いてみたい!そんな気持ちもあって今回は耳をそばだてて歩きまわりました😁そしたら、行きの新幹線E3つばさに乗り込むホームのエスカレーターからすでに東北弁は聞こえていました🎶また、昨夜の一人飲みでもお店の方の喋りで随分と聴かせていただきました😉🎶
駅でコインロッカーに荷物とガイドブック(おいおい)を預けると、磐越西線に乗り込みます。少ない乗客だったので、2×2のボックス席にゆったりと座ることができました。目指すのは会津若松駅。電車は猪苗代湖をぐるっと遠巻きにするようなルートで、磐梯山の麓を走ります!(6へつづく)
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