紙もの愛を自覚する

じんましん、ストレスか疲れだったのか、ようやく下火になりました😅ご心配をおかけしてすみませんでした🙇‍♀️

今日も我が家のリビングは近所の小学生たちのゲーセン状態で大盛況です。ゲームのマインクラフトに熱中する彼らを見るにつけ、もしもいきなりファンタジー世界に全員飛ばされてリアルにマインクラフトを強いられる状況になったら、この子たちの間でどんなドラマが繰り広げられるんだろうと思います😁
それはさておき、昨日最終日ということで、駆け込みで正倉院展に行ってきました!そこである感想を抱いたまま会場を後にし、お昼ご飯の後にかねてから行きたいと思っていたお店を訪ねてみました。

高畑地区にある満月アンティークという、名前からして惹かれるアンティークショップです。上の写真にあるとおり、古い町家にあるお店でとても趣きのある外観でした。

中に入った瞬間に思いました。「無事(予算以内の買い物)に帰れるんやろか⁈」それくらい、店内は誘惑に満ちていました。

そこでエフェメラという、何かのおまけについていたカード(キャラメルを買うと箱の中に入っているあのカードのようなもの)やチラシ類を書いたくて色々みていたのですが、店主さんからそんなに紙ものがお好きなら、ということで店頭に出していない品を見せていただきました。
写真にあるとおり、画用紙に描き散らされた色とりどりの図案です。フランスの食器の図案を写しとって、万年筆でメモの走り書きがされているものでした。他にもトレーシングペーパーに描かれた、いかにも食器の図案開発段階みたいな紙もありましたが、私は絵の具で彩色された画用紙に食いつきました💕

美しい✨そして色々な図案が下絵(カーボン紙で写しとった?)と共にある様がひたすら珍しくてすっかり魅入られてしまいました。世界に一つの原画。生イラストです✨👍こういうのがフランスの蚤の市でごろごろ売られているのです✨行きたい❗️行きたすぎます😊💕

ご存知の方もいると思いますが、私も時々絵の具やコピックマーカーでイラストを描いたりするので、すごく親近感をもって眺めました。色合いも外国ならではだったりしてすっかり欲しくなり、5枚苦心して選び出し購入しました。ほんとは全部買いたかったのですが😁
 
店主さんとは正倉院展について話しました。私が一番感動したポイント、それは奈良時代の冠に使われた部品類の展示を見てそれを維持(折れそうなくらい細い金属片なのに!)してきた歴代職員の方たちの苦心と努力と重責が偲ばれた点です。

そこに店主さんもビーズの展示を見て同じように思われたみたいで、2人でひとしきり喋っていました😊展示のためにわざわざ品ごとに穴を穿った台も作られており、話はそこにまで及びました。見せ方を第一にするならそんな台は不用だけど、確実にビーズ飾りを安置するには必要な台なのだという見解に落ち着きました。

その後、店主さんには紙もの愛について語りました😆私は20代の頃あちこち海外旅行に行ってはいろんな紙を持ち帰り、国ごとにファイルを分けて保管していました。入場券やパンフレット類だけにとどまらず、切符や地図、カフェの紙ナフキン、紙製ランチョンマット、ショップカード、食堂車のメニュー、小麦粉の空袋などなど…。無意識に収集していたものがいわゆる紙もの好きの由縁だったということに改めて気がつき、軽くびっくりしてしまいました。

紙ものってかさばらず、持ち運びしやすいのが最大のいいところだと思います!あと当時の社会が分かる情報、フォントの美しさ、紙質のてざわり、金箔だのエンボス加工だの切り抜いてあるだの印刷技術、、、小さな紙には色んな見どころポイントがあって、それを手帳などに挟んでどこでも取り出してニヤニヤして鑑賞できるという良さがあるのです。

結局当初の予算の3倍以上もの美しくてかわいいものを買って帰ってしまいました😅二度と同じものに出会えないと思うと、、、わはははは😊✨

あと、今日しみじみ見ていて気付きましたが、どうやら私は紙ものの中でも、ドラマ性がある紙、ストーリーをかき立てられる紙を選び出す傾向があるようです。下の写真はいずれも三角関係を思い起こしてしまいサスペンスの匂いがするのですが、これを見てそんなことばかり考えてしまうのは私だけでしょうか…😅

あしたのパン焼きさん

奈良・西ノ京でオンラインのタロットカード専門店Sweet Magical Card を営んでいます。完全予約制にて対面鑑定も実施中。 文書いたりイラスト描いたりタロットカードで占ってみたりしてますが、実はパンも焼いてます。

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