十六夜の月が見下ろす地・9
みたらい渓谷を通りぬけ、宿のあるバス停・天川川合付近まで戻りました。あとはお土産を買い、バスに乗って下界に下りました。下界とはここでは下市口駅のことを指します。
バスの中から撮った、途中の風景です。果無山脈ともいうべき山また山の世界です。
全員が酔わずにこの旅を終えられて、私は心底ホッとしました。
というのも、この旅を企画催行した私にとって、最大のネックは下市口駅から天川村の間の路線バスに子供たちが耐えられるかどうか、だったのです。実は昔、耐えられなくて酷い思いをしたことがあるからです。
下の子を妊娠中、2歳のお兄ちゃんと旦那さんとの3人で、高知の足摺岬に行った時のことです。土佐くろしお鉄道の中村駅から、路線バスに乗って足摺岬の側にある宿に向かっていたのですが、その時に下車5分?前にお兄ちゃんが盛大に吐いたのです。全てを私の一張羅のワンピースの上に😱
アンパンマン列車(土讃線)でしこたまおにぎりを食べていたのが敗因です。トイレに行くにも一苦労というくらい横揺れが激しい列車で、絶えず食べ続け、1時間路線バスの後部座席でヘアピンカーブだらけの道を走り続けたから、仕方ないとしかいえません。
吐瀉物まみれの(もてるだけのおしりふきを使って必死でぬぐいましたが)ワンピースのままでホテルにチェックインするという惨劇を経験していたので、私はひたすら車酔いを危惧していたのです。◯◯まみれでチェックインなんて、できれば一生経験しないことをオススメします🤣
それが、全員無事にバスを降りることができ、安堵と共に彼らの成長(子どもたちも甥っ子姪っ子も小学生)を感じたのでした☺️👍
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