来た道を辿った先に・4

自由が丘のアンティークショップmieuxでは見た瞬間ロックオンされた品がありました!
マスタードポットといって、その名のとおり、マスタードを入れていた瓶です。
作られた年代によって材質や型が違うのですが、私が心を奪われたのは1840〜1870年代に作られたといわれるフランスのクレイユ・エ・モントロー製のものです。他の瓶と違い、釉薬が微妙に青色がかっていて、くびれがくっきりとしている型、印刷されたデザインがカッコよすぎました!

19世紀中盤ということは…いくつの戦火をくぐり抜けてきたんだろう?と考えました。どこかのお屋敷の厨房で大切に使われてきたのか、すごい田舎の家の納屋に押し込まれていたのか、勝手に想像が膨らみます。古ければ古いほど、想像力の選択肢は増えるので面白いです😊

それから、素敵なお皿に一目惚れしました!こちらもたしか100年以上前の品だったと思います。やっぱり第一印象は大事にしたいのですが…予算の関係で、マスタードポットと一緒に買うのは厳しかったので、同じ柄のカレーが入りそうな深いお皿を選びました。そちらの方が貫入という釉薬のひびからついたシミがついていて、破格の値段になっていたからです。しかも、ただ平たいお皿より深いお皿の方が使いみちを容易に想像できたというのもあります。使いみちは…ずばりカレーでした!マスタードポットとお皿の写真は現在旅行中のため次回、カッコいい写真が撮れたら掲載します!(5につづく)

あしたのパン焼きさん

奈良・西ノ京でオンラインのタロットカード専門店Sweet Magical Card を営んでいます。完全予約制にて対面鑑定も実施中。 文書いたりイラスト描いたりタロットカードで占ってみたりしてますが、実はパンも焼いてます。

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